11月1日(金)より、額田記念東邦大学資料室出張展示「厳粛にそして朗らかに-帝国女子医学薬学専門学校の学校生活」を、習志野メディアセンター3階回廊にて開催しています。
1925年に設立された帝国女子医学専門学校は後に薬学科を併設し、1930年には帝国女子医学薬学専門学校と改名しました。創立10周年を迎えた1935年には、学園は工事を重ね拡張のさなかにあり、また文部省の指定による医師・薬剤師免許を備えた卒業生を着々と世に送り出していました。
本展示では内外ともに充実を遂げつつあった1935年前後に焦点を合わせ、あらためて専門学校時代を取り上げたいと思います。その際特に注目するのは生徒たちの学校生活です。学校の歴史は偉人の歴史だけによって作られるのではなく、そこに集い、やがて去っていった多くの人びとの経験の積み重なりによるものでもあります。たくさんの人々が集まり、転機を迎え、そしてその場を去った後に自らの人生を切り拓いてゆく土台となる。そうした場所としての学校に改めて注目しつつ、来年の創立100周年を前に、ルーツである専門学校時代をふりかえってみたいと思います。
会期:2024年11月1日(金) ~ 2024年11月30日(土)
場所:習志野メディアセンター3階回廊
※メディアセンター所蔵の関連書籍も併せて展示しますので、
ぜひご利用ください。(貸出可)
主催:額田記念東邦大学資料室
習志野メディアセンター ギャラリーページ
https://www.mnc.toho-u.ac.jp/mc/nmc-gallery/referenceroom-2024.html